食べられる生き物

夕方になって蚊柱が立っているのを見ると、ああこいつらはコウモリとか
鳥のエサになるために生まれてきたのだなぁ、と思う。
海でいうとオキアミのようなものか。


このような生き物がいるから、大型の生物は飢え死にしないで済む。
蚊やオキアミが環境にフィットしているから、あのように大量発生できる
のか、あるいはその逆なのか、よく分からない。


とにかく、やみくもに数が多いというのが不思議でならない。
まるで食糧になるために生まれてきたようなものなのに、増えすぎもしな
いし絶滅もしない。


もう少し大きい生き物だったら、環境にかなりの負荷をかけるはずだ。
例えば、イナゴはあたりの植物を根こそぎ食い尽くしてしまう。
蚊やオキアミが爆発的に増えたら、同じようなことが起こるのだろうか。


どういう仕組みで、生物の捕食関係のバランスが均衡しているのか、これ
複雑系の問題なのでしょうね。