ネコの日

今日はにゃんにゃんにゃんでネコの日だったそうで、テレビではネコ特集なんかがあったそうだ。
私は日ごろネコ不足ではないので、この日に特別な思い入れはないのだが(たぶんほとんどの人が
そうだと思うw)、ちょっとネコの話でもしようかと。


以前、トラというネコを飼っていたことは書いたが、外に出していたので悲惨な目に遭うことが
あった。


トラは日中は外で遊んでいて、私が帰ってきたころにエサをもらいに戻ってくる。
そのとき、どうも様子がおかしいのだが、別に怪我をしているわけでもないし、元気は元気だっ
たので、それほど気に留めなかった。


何日かして、トラの顔を見ると、どうも違和感がある。
以前と何かが違うのだが、その何かが指摘できないもどかしさ。
どこが変なんだろう‥‥


ある日、よーく顔を見ると、なんと片方のヒゲが短くなっているではないか。
どうやら心無い奴に切られたらしい。かわいそうに。
左右のヒゲの長さが違うため、歩いていてバランスがとりづらそうである。


このとき用心して家の中から出さなければよかったのだが、日中ずっと部屋に閉じ込めておくの
も可哀想だったので、いつもどおり外に出しておいた。
そしたら、数日して、またヒゲが短くなっている。
これはいかん、としばらくは内ネコにして様子を見た。


当時、三鷹下連雀には、ネコのヒゲ切り魔がいたようだ。
いったい、ネコのヒゲを切ってどうしたかったのか。黒魔術で使うのだろうか。
とにかく、はた迷惑な奴がいたものだ。


ところで、ネコのヒゲは一度切ると再生しないと言われているが、数ヶ月したら元に戻っていた。
謎のヒゲ切り魔もそれからは現れず、また外に出してやれるようになった。
ふつう、こんなことがあれば、トラも見知らぬ人間を恐れるはずなのだが、相変わらず人懐っこ
いままであった。


世の中にはもっとひどいことをする奴もいるから、ヒゲぐらいで済んでよかったのかもしれない。
みなさんもネコ虐待はやめましょう。