携帯電話の普及率

昨年のデータだが、06年6月時点での都道府県別の携帯電話の普及率である。
上位と下位の10都道府県は以下の通り。


普及率の高い都道府県

順位 都道府県 普及率(%)
1 東京 99.7
2 大阪 82.7
3 愛知 78.9
4 広島 75.4
5 香川 74.9
6 神奈川 74.0
7 福岡 73.4
8 京都 72.7
9 宮城 71.5
10 千葉 71.4


普及率の低い都道府県

順位 都道府県 普及率(%)
38 島根 61.5
38 高知 61.5
40 宮崎 61.2
41 新潟 60.0
42 鹿児島 59.3
43 福島 58.6
44 山形 57.6
45 青森 56.7
46 秋田 56.6
47 岩手 55.6

総務省調べ>


東京の人は、ほぼ全員が携帯電話を持っていることになるが、これは一人2台以上契約して
いるからだろう。
もはや東京では新規契約はほとんど見込めず、機種変更がメインになっているのかもしれない。


上位になぜか香川県がランクインしているのが不思議だ。
といっても、4位の広島から41位の新潟までは、だいたい60〜75%となっており、似たり寄った
りの数字だ。


おそらく、子供と老人以外には完全に普及しており、各都道府県に子供と老人がどのくらいの
割合でいるかで数値が変化したのではあるまいか。
普及率が低い県は、高齢者が多い、ということになると思う。


それと、大都市と地方では、待ち時間も違うのではないだろうか。
ふだん、どういうときに携帯電話を使っているかといえば、何となく手持ち無沙汰なときだと
思う。つまり暇な時間が5分でもあれば、ついつい携帯をいじってしまうのではないかと。
(四六時中、携帯電話を手放さない人もいるけど、それは例外ということで)


大都市だと多くの人が、電車や地下鉄などのちょっとした待ち時間や、行列に並んでいる間の待
ち時間の大半に、携帯電話をいじっている。
一方、地方では基本的にクルマや自転車を使うので、運転中は携帯を使えないことになっている。
(実際は使っている人が多いけど‥‥)
また、地方で行列ができることはほとんどないので、生活しているときの待ち時間は、大都市に
比べて大幅に少ないのではないだろうか。


もともと子供や年寄りは、ぼーっとしていることが多いから、携帯電話がなくとも別に困らない
のかもしれない。
彼らに携帯電話を持たせようとするほど市場は飽和状態にあるんだなぁ、と最近の広告を見て思
うです。


本文と写真はまったく関係ありません

ノノ*^ー^)<携帯をバラ撒くなんて、大した仕事じゃないですよ?