恵方巻きは関西だけの風習だったと思うのだが、今年は私も食べるはめになってしまった。
迷惑この上ないが、こういうことに科学的根拠はないぞ、と非難する人はいない。
世間で“そういうもの”と思われているからだ。
一方、納豆でダイエットする方法については、なまじイソフラボンなどの科学っぽい説明をしていた
ために、ウソだと分かったら集中砲火を浴びてしまった。
恵方巻きなどのおまじないも納豆ダイエットも、世間で同じようにヒットしたのに、一方は何のクレ
ームもなく、一方は断罪される。この差は何なのだろう？
ほとんどの人は、科学はきっちりしていなければならないが、おまじないは気分でいいのだ、という
線引きをどこかでしているのではないか。
ならば科学で粉飾するのをやめて、いっそのことおまじないの番組にすればいいのではないか。
だって占いだって前世だってそういうものでしょう？
○○を食べたらいいことがある、と人気タレントが言ったら信じる人がたくさんいるのではなかろう
か。
ただの巻き寿司がこれほど売れるのなら、やってみてもいいと思うのだが。
昔のおまじないで、新しい消しゴムにピンク色のペンで好きな人の名前を書いて、それを誰にも触らせ
ずに最後まで使いきると両想いになれる、というものがあった。
何の科学的な根拠もないが、たぶん消しゴムを使い続けるところに、自分が努力している、というポイ
ントがあるのだろう。
もし私がコンビニの商品開発の仕事をしているなら、割と大きめのパンとかベーグルにジャムか何かで
好きな人の名前を書けるようにして、一気に食べたら両想いになれる、という商品を作ってキャンペー
ンを打つね。「ラブ・ベーグル」とか名づけて。
ローカロリーにして、しかも便秘にも効くという裏情報を入れれば、コンビニに女子高生・女子中学生
が殺到するでしょう。
ちなみに、このパターンは受験にも使えます。
もうどっかでやってんじゃないかなぁ？
本文と写真はまったく関係ありません
从*＾ｰ＾）＜食べ切るのにかなり苦労しますよ？
