ヤンキー用コンビニ

ローソンが高齢者向けのコンビニを作るらしい。
看板の色もブルーから別の色にするとのこと。


そんなに目先を変えなければいけないほどコンビニの売り上げは落ちているのか、と思ったが、
確かに以前コンビニがあった場所が更地になっていたりするのを多く見ると、この商売も長く
ないのかもしれない、と思う。


もし、対象を絞ったコンビニを作るのなら、高齢者用もいいけど、ヤンキーor DQN 向けのコン
ビニを作る方が儲からないだろうか。
例えばローソンで展開するなら、「パワーローソン」とか「ローソンG(グレート)」なんて
名前にして、看板は金色や紫といったヤンキーが好みそうなものにする。


品揃えも、小洒落たものは置かずに、カロリーが高くて安い弁当とか、エロ雑誌とかヤンキー
マンガとか、マーケティングでばっちり固めた商品を集中的に陳列するのだ。
もちろん、コンビニの前の駐車場は広くとり、地面に座るスペースを確保する。灰皿も地面に
埋め込めばいいかもしれない。


店長や店員も地元のヤンキー上がりを最優先に雇えば、その店の万引きも減るだろう。
むしろ、ヤンキーのつながりは強いので、現役のヤンキーも、就職したヤンキーもずっと同じ
コンビニに通ってくれるかもしれない。


そのうち軌道に乗ったら、ヤンキー向けのオリジナル商品を開発するとバカ売れするだろう。
意外と彼らの欲求は、まともなマーケティングにはすくい取られてないのではなかろうか。


これから格差が広がってくると、下層の人間と上層の人間は住むところが違ってくるはずだ。
山谷や西成のようなスラムが広がっていくかもしれない。
そこへいち早く出店して、とぼしい下層階級の可処分所得をガッツリかすめとるのが商売と
いうものだ。カップ酒とか焼酎をどんどん売ろう! 


一方で、預金のたっぷりある老人の富裕層も現れているから、彼らに向けて自宅まで商品を
配達するタイプの店も作った方がいい。ていうか、もう出現しているし。
出向いたときに話し相手になって信頼されたら、保険を契約してくれるかもしれない。
コンビニとはいえ、売るものが多岐に渡って大変だなw


ここまでは半分冗談なのだが、本当にあってほしいのは配送したものを保管する機能を持った
コンビニである。
宅配便が来ても、独身のサラリーマンは受け取れないことがほとんどで、再配達してもらう
ことになる。これは物流業者にとってもコストがかかる。


そこで、売り上げの落ちたコンビニなどの廃店舗を利用して、自宅から歩いて行ける距離に
荷物保管所を作っておき、24時間受け取りに行けるようにしたらどうだろうか。
事前に身分証明をして登録しておけば、不在の場合にそこへ配達され、仕事から帰ったときに
いつでも受け取れる。


保管料は100円ぐらいでいいんじゃないかな。予め宅配業者に申し込んでおけば無料とか。
長期保存は無理なので、一定の日数が経った荷物は連絡の上、引き上げる。
冷凍ものも保管できるように、コンビニの冷蔵庫を再利用する。
巨大なコインロッカーみたく、無人化してもいいかもしれない。


もちろん、普通のコンビニでそのサービスができればいいのだが、その地域の荷物がどのくらい
あるのか分からないことには、保管スペースを確保できないだろう。ただでさえバックヤードは
満杯だろうし。
都市部は無理だろうけど、田舎だったら可能なのかな。


ま、宅配業者にしてみれば、そこまで保管所を信頼できないだろうけど。
もし途中で荷物が紛失したら、誰が責任をとるんだっていう話になるし。
それなりのマンションでは、ちゃんと預かってくれるボックスがあるから、貧乏なサラリーマン
にしか需要がないかもしれないな。とほほ。


【追記】
すでに05年から、携帯電話を利用した荷物預かり用コインロッカーが実際にあるそうです。
私の無知でした。


本文と写真はまったく関係ありません

州*‘ o‘リ<いらっしゃいませローソンへようこそ