松山では放送してないので、イリーガルなことをして今日の「娘DOKYU!」を見た。
モーニング娘。の道重さゆみさんがタマゴ焼き(?)を作っている回だった。
かなり無残な出来で、
从*・ 。.・)「だって、さゆみが食べるわけじゃないもんね。絵里が食べるんだし」
という始末。えりりんピーンチ!
私は、別に「食べ物を粗末にして!」とバラエティ番組に苦情を言うイタい人では
ないのだが、こういう企画は終わらせてもらえないだろうか。
昔からあったのだろうが、私が最初に見たのはTBSの「噂の東京マガジン」の中の
人気コーナー「やって!TRY」だった。
若い女性に、作り方を教えないで料理を作ってもらい、そのトンチンカンな間違えっぷり
を嗤い、最後に正しい作り方をスタジオで伝授する、という内容だ。
それを発展させたのがテレビ朝日の「愛のエプロン」だろう。
料理をするのが芸能人の女の子になっただけである。
たとえば、味噌汁とか野菜炒め程度の料理だったら、「あーあ、こんなのもできない
んだー」と思うのだが、ビーフストロガノフだのエビチリだのは、普通は作り方を
知らなければ誰だってうまくいかないだろう。
ほとんどの人は、ちゃんとレシピがあればその手順に従って作れるはずである。
料理というものは、そうやって覚えていくものではないか。
確かに、番組としては調味料を間違えたりすることで面白くなるのだろうが、食べられ
ないものを作って、誰が得をするというのか?
百歩譲って、最初に何もなしで料理をさせるのはいいとしよう。
しかし、必ず正しい作り方も教えるべきだ。
バカがバカのまま放っておかれるという状況を作っているのは誰なんだろうね。