官僚2リーグ制

選挙の結果に係わらず、官僚が交代しなければ、基本的な政策は変わらないだろう。
そこで、考えた。


現在の省庁内で、官僚を二つに分ける。
(例:おとめ組さくら組とか)
そして、政策を競わせて、政治家に選択させるのだ。


おそらく、各省では派閥がいろいろあるだろう。政策に関しても、国民のためと
いうより、派閥や自分の省のナワバリを強烈に意識して作っているに違いない。
これを逆手にとって、内部に競争原理を導入すれば、論点も明確になるのでは
なかろうか? 


そして、自分のリーグの政策が選択された官僚は、説明責任もきっちりとって
いただくし、採用されなかったリーグの官僚は、ライバルの監査をしてもらう。
専門家同士だから、ごまかされることはないだろう。


ただ、問題は公務員の数である。
倍の人数でなければ仕事ができない、と訴えるかもしれない。
まあ、やらせてみればたぶん今の人員でもできるんだろうけど。


2リーグ制が成功したら、単純に官僚の数は半分になる。
残りの半分は民間に移っていただいて、チャンスがあれば政策に参加していただければ
いい。


そもそも、国家試験をパスした優秀な人材ならば、民間に移ったって仕事はできる
はずである。
民間と官僚のフレキシビリティを高めることは、決して悪くないと思う。