私は、日本で開発しているロボットに疑問がある。
いかにもロボットですという形もそうだし、動力の伝え方もそうだ。
技術がいかに進んでも、人間に近い動きはできないのではないか。
方向性が間違っていると思うのだが。
で、ちょっと興味があったので、人工筋肉を検索してみた。
すると、いろんなところで研究されている。さすがだ。
ただ、いまのところ反応速度や動力源の問題で実用化はまだまだらしい。
もし人工筋肉が実用化されたら、歩けない人も歩くことができるし、筋ジストロフィー
などの難病にも光が見えてくるかもしれない。
寝たきり老人だって激減するだろう。
だが、その一方で軍に利用される可能性もある。
健康な人間に人工筋肉をつけることによって、人智を超えた歩兵が誕生するかも
しれない。
それはともかく。
いまの二足歩行ロボットの制御システムは、ああいう骨格でないとダメなんだろうか?
もっと、人間の骨ぐらいのフレームに人工筋肉をつけて歩行を制御することができたら、
まさしく人間と変わりないロボットができると思うけど。
まあ、そんな手間をかけるんだったら、クローン人間を作った方がコストが安いの
かもしれない。
ていうか、何のために人に似たモノを作ろうとしているんだろうね?