衆院解散

えらいことであるが、来月の選挙での投票率はどうなるんだろうか? 6割ぐらい
いくのかな。
選挙権があるにも係わらず棄権するのは、国政に対しては丸投げするもんね、という
ことに等しく、政治に対して文句を言える立場ではない。
たとえ白票でもいいから、選挙に行ってほしいものである。


しかし、解散時にバンザイする習慣は何なのだろうか? 二度と戻って来れない
可能性だってあるのに‥‥。
こういうマッチョ体質は大嫌いだけど、国会に限らずいろんなところであるね。
勢いで「イェーイ!」とテンションを上げる集団は、頭が悪いと思う。


今回は郵政民営化問題で解散→選挙になったわけだが、例えば別の問題だったら
どうだろう? 


ニート自衛隊に入れて鍛えよう法案」というのが提出されたとしよう。
与党でも意見が分裂して、最終的に首相が衆議院を解散することだってある
わけである。


で、投票率が6割弱で、首相の意見が通ったとしたら、そのまま徴兵制へ
まっしぐらだ(こういう考え方はサヨクっぽいけど)。
けっこうキナ臭い法律でも、首相がガンコ一徹ならば成立する可能性だって
あるわけである。
これって、ファシズム? 


まあ、どういう政権ができるにせよ、米国は日本が言うことをきいて金を
出してくれさえすれば文句は言わないだろうね。
郵貯簡保の金をカツアゲしようとしてるだけだし。


ちなみに、私は徴兵制には反対である。
なぜなら、外務省が無能だから。


戦争が外交のいち手段だと割り切って、ギリギリまで権謀術数の限りを尽くす
のであればやむをえないのだが、いまの外務官僚にはそんな能力はないでしょう。
なんか
「誠意を持って事に当たれば、真意は必ず理解されるはず」
という根拠のない甘い判断で外交を行っているとしか思えない。


もっとズルくならなければ。
中国や韓国のように、本当は大したことのない問題を過大にあげつらって、
相手を容赦なく叩くぐらいでないとね。


いまのところ、米国のいう通りにすれば万事オッケーだから、という判断で
動いているんだろうけど、自主独立外交路線を標榜する人材は、いつの間にか
左遷されてたりするんだろうな。


話がズレてしまった。
政治的な意見を押し付けるつもりは全くないのだが、とにかく選挙だけは
行きましょう。