テンピュール枕というのがありますな。
あの素材は、もともとNASAで開発されたもので、民生用として普及したのだとか。
こういう高度な技術が、もっと一般に普及すればいいのに、という話である。
日本の道路はけっこう段差が多い。ふだん歩いていても何ということもないのだが、
車椅子やベビーカーなどを押すと、バリアフリーという言葉がリアルに感じられる。
といっても、私は独身で、因果と丈夫なので、ベビーカーも車椅子も縁がないのだが。
しかし、ベビーカーを押しているお母さんなどを見ていると、大変だなぁと思う。
もっと高性能なベビーカーは作れないものだろうか。
たとえば、自動車メーカーのサスペンションである。
恐らく、日本は世界でも一二を争うぐらい研究しているだろう。
どんな路面でも、座席にダメージを伝えないようなサスペンションなど、オフロード・
カーを開発していると出来そうなものである。
この技術をベビーカーに応用できないものか。
たぶん、作れと言われたら作れるんだろう。
しかし、問題はコストである。一台10万円以上するのではないか。
たった数年しか使わないベビーカーのために、10万円以上するような製品を開発
するのはバカらしい。
そこで、ベビーカーをレンタル制度にするのだ。
これなら利用者も手が出る値段に設定できるだろうし、資源の無駄もなくなろうと
いうものだ。
仮に自動車メーカーが開発したとすれば、
販売店舗は、レンタカーやディーラーの店舗に併設すればどうだろうか。
メンテナンスもそこで行えばいい。
下部はしっかりとした構造にして、上部は流行や好みに合わせて変化させたり
オプションをつけるサービスだって考えられる。
クルマのシャシーとボディーの関係と同じだ。
トヨタや日産がやってくれないかなぁ。