小中学校で習うことを完璧にクリアしている子供って、何割ぐらいいるのだろう?
1割か2割ぐらいだろうか。
多くの人は習ったことの70%ぐらいを理解していれば上出来なのだと思う。
学問は積み重ねだから、義務教育でグラついていたら、その後どうなるか
予想できるというものだ。
しかし、日本では、義務教育で留年は基本的にない。
ドラマ「女王の教室」や「ドラゴン桜」で発信されているメッセージは
バカをどうするか?
ということではなかろうか。
前者では、とにかく子供たちに圧力をかけて勉強させている。
学級崩壊に直面している教師たちが快哉を叫ぶような内容だ。
実際、教師はガキに舐められたら終わりである。
後者では、東大に合格して人生を変えてみろ、と言う。
ここでも、阿部寛はガキに舐められないようにしている。
なぜバカは教師(というか大人)を舐めるのか?
親がバカだからである。
躾を学校に丸投げしているからである。
そして、バカなガキは基本的に目の前の教師よりも、テレビに出ている
有名人や雑誌のいうことを信じる。メディアの影響は恐ろしい。
こんな奴らは、義務教育でどんどん留年させればいいのである。
そして、高校進学率を30%程度にして、大学進学率を10%程度に
すればよろしい。
その一方で、職業訓練学校を充実させて、人手不足の産業に人材を
送り出せばいいのだ。
あ、でも徴兵制の復活はナシで。