先生と生徒の恋愛問題

先生と生徒の恋愛問題 (新潮新書)

先生と生徒の恋愛問題 (新潮新書)

タイトルにつられて興味本位で買ってみたのだが、フェミ臭ただよう内容で
私には面白くなかった。


この本では、教師と生徒の恋愛について、基本的には賛成しているように読
める。
しかし、反対派の理由についても言及しており、そのあたりのバランス感覚
は優れていた。


キーワードは「性的自己決定権」だろうか。
こういうものが本当にあるのかどうかは疑わしい。
自己決定できるのは、年齢もそうだが、相手がいる人に限られるからだ。
つまり、モテない人には自己決定もなにもないのである。


私は、教師と生徒の恋愛については別にかまわないと思うけれど、セックス
まで踏み込んでしまうのはいけないと考える保守派だ。
いくら性的なモラルが緩んだとはいえ、未成年とそういうことをするのは許
されない。
世の中の人は嫉妬しやすいのだから、一応タブーは設けておくべきだろう。


そもそも、そこまで深入りするケースはほとんどないわけであって、あたか
も一般的な問題のように書かれているのはどうかと思う。