今期はたまたま「魔法少女まどかマギカ」と「PSYCHO-PASS」が

放送されている。どちらも虚淵玄の脚本だ。

私が面白かった虚淵脚本のアニメは、これらと「翠星のガルガンティア

だった。

 

ぼんやりと「PSYCHO-PASS」を見ていてようやく気がついたのだが、

虚淵脚本の妙は、人知を超えたものに対して人間が一撃を加えることに

あるのではないか、ということだ。

 

人知を超えたものとは、キュウベエでありシビュラシステムであり

ストライカーである。これらは高度な合理的判断を最優先する一方で、

人間を抑圧する。

それに対して主人公は人間の情を根拠に痛恨の一撃を放つのである。

 

こんなことはもうとっくに語られているとは思うのだが、自分が好きな

パターンを発見できたので書き残しておいた。