Boaz2015-03-14

東洋ゴム工業が免震装置のデータを偽装していた事件で、愛媛県
県庁の第一新館で同社の製品を使っていたことが分かった。


でも、これって不良品だったからといって、簡単に取り替えられる
ものなのだろうか。
建物の土台を支える部分で、施工が完了したらどうしようもないの
ではないかと。


それとも、ジャッキアップして交換する方法があるのだろうか。
原理的にはできそうな気もするけど、その建物は工事中に使えない
とか、不便がありそうだ。



このデータ偽装事件で真っ先に思い出すのは、姉歯事件である。
ググると2005年のことだった。もう10年前なのか。


検索結果には、東日本大震災で構造計算書が偽造された建物は
びくともしていなかった、とある。
これは確認してないから本当かどうか分からないが、もしあの
地震に耐えたのなら、それほど大騒ぎすることもなかったのでは
ないか。


今回の東洋ゴム工業の事件も、実際にはどうなるか地震が来て
みないと検証できないような気がする。


できれば東洋ゴムの人を気が狂ったようにバッシングしないで
ほしい。