昨日オンエアされた山下達郎のサンデーソングブックで、一部のファン
(というよりも頭の悪い人)に対する批判があった。
書き起こしがあるので興味のある人はググっていただきたい。
抑制した言い方に、山下達郎の静かな怒りが感じられ、放送でこのような
言及をするということは、よほど腹に据えかねたのだな、と思った。
私も聴いていて、こんな無神経なハガキを出す奴がいたのか、と呆れた。
こういう人は、飲食店などでも店員に対して理不尽な要求を平気でする
タイプなのではないか。
金を払っているんだから何を言ってもいいのだ、と勘違いしているバカ
である。
あるジャンルが衰退していくのは、この手のバカが多くなっていくから
かもしれない。歌舞伎やクラシック音楽にもたくさんいるのではないだ
ろうか。
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一方で、私も同じような要求をしているのではないか、と思うことがある。
ハロプロのアイドルが大好きなのだが、彼女たちの魅力を運営側がいまひとつ
伝えきれていないのではないか、と思い、ブログでああしてほしい、こうして
みたらどうか、などと何度も書いてきた。
誰も読んでいないブログだから、運営側に届くはずもないのだが、それでも
理不尽な要求だったかもしれない。
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芸能は、しょせん人気商売だから、お客を意識しないと成り立たない、という
意見もあるだろう。
面白ければ人が押し寄せるし、つまらなければあっという間にいなくなる。
観客の判断は残酷だが、大きな流れで見ると正しくもある。
つまらなくなったな、と思ったら、何も言わずに去ってしまうのが、一番
いいのかもしれない。
本当に好きだったら、人気が下火になってもずっと応援し続けるだろう。
再ブレイクしつつある現在のモーニング娘。'14があるのも、プラチナ期を
ずっと支えてきた人たちの賜物である。