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政府は毒薬を無料で配るべきではなかろうか、と思うことがある。

現在、自殺者は年間3万人をキープして推移しているが、潜在的な
自殺願望者はその10倍ぐらいいるだろう。
多くは男性で、原因は経済的なものと健康問題がほとんどだ。

経済的、というのは仕事が見つからないという意味もあろうし、
借金の問題もあろう。
ギャンブルで作った借金は論外だが、経営につまずいて背負い込
んだ負債の場合は、銀行が追い込んでいるのだろう。

新自由主義経済というのは、このように弱者を切り捨てるもので、
企業はその方が儲かるから知らんぷりをしている。
労働力は外国から安く買ってくればいい、と思っている。

このような世の中で無理に生きるのは困難だから、せめて死ぬと
きぐらい苦痛なくきれいに死なせてはもらえないだろうか。
ドナーになると約束すれば、多くの待機者が助かるだろうし、
自殺しようと思って町で人を斬り殺すような事件も減るだろう。

こうしてクズどもを淘汰し、エリート層がぬくぬくと暮らして
いける社会がお望みのようだから、実際にそうしてみればどうか。