リーガル・ハイ

面白かった。
今期はこれと「37歳で医者になった僕」を見ることにする。


鍵のかかった部屋」で佐藤浩市が演じていた弁護士もそうだが、
このドラマでも弁護士というのは金に目がなく人格は最低である、
という設定になっている。


ようやく世間も弁護士たちがどういう奴らなのか、イメージの共有
ができてきたようだ。
喜ばしい。


往年のドラマでは、弁護士は正義を信じ、人格も高潔なキャラだっ
た。日本では、主に人権派の弁護士がメディアで活躍していたから
だろうか。


皮肉なことに、司法が身近になるにつれ、そのような立派な弁護士
像はフィクションにすぎないことが分かってきた。
新垣結衣だけが正義を信じる弱者の味方であるが、むろんこんな
若い女性弁護士はこの世にいない)


その弁護士が野心をむきだして政治家になったらどうなるかは、橋
下徹や枝野幸男仙谷由人谷垣禎一を見れば分かる。
ご立派になられて。


法律を勉強しすぎると人格が破綻するのか、もともと人格が破綻し
た人だけが司法試験を勝ち抜けるのか分からないが、堺雅人が演じ
る弁護士がどれだけ悪いことをするのか楽しみである。