ソニーやパナソニックが赤字になって、テレビが売れなくなっている
からだ、という話だが、どうしてテレビがいつまでも売れると思って
いたのだろう?
日本の製造業は、品質が異常に高いものしか売れなくなる、というこ
とは私のような素人にも分かることだ。
コモディティ化した製品は新興国に作らせればよい、とは考えなかっ
たのだろうか。
米国のしたたかなところは、ソフトやデザインに力を入れたことで、
残念ながら日本は負けてしまっている。
人相だけで判断してしまい申し訳ないのだが、経団連の米倉会長は
そういうことが全く分からない人のように思える。
ソニーのストリンガー会長もそんなタイプに見えるのだが、本人は
ソフトに力を入れたと思っているのだろう。
彼らの暗愚さが、これからの日本を象徴しているように見えてならない。