ものすごく久しぶりに「SMAP×SMAP」を見た。
Kinki Kids がビストロスマップに出演したからだ。
これは何を意味するのだろうか？
かつて、ビストロスマップといえば、成功したタレントが出演する
ステイタスであった。
おそらく今もそうだろうとは思うが、番組の価値は全盛期と比べる
と低下していることは否めないだろう。
現在では、単なる番宣のひとつとなっているのではないかと思われ
るが、さすがにそれでは視聴率がとれないと危惧したのだろうか、
とうとう同じジャニーズ事務所の後輩を登場させたということか。
今回の放送の内容自体は良かったと思うのだが、はたしてこれがい
つまで続けられるのかは疑問だ。
ジャニーズにはいろいろなグループがあるけれど、それが次から次
へと出てくるとは思えないし、SMAPはジャニーズ事務所の中でも特
殊な立場にあるらしいから、同じ事務所の連携も取りづらいだろう。
フジテレビとしても、長寿番組ではあるが、そろそろ「SMAP×SMAP」を
終わらせたいのかもしれない。
なにしろ、いまは嵐が大ブレイクしているのだから、そちらへ重点
を置きたいだろうし。
もっとも、ジャニーズ事務所自体も長期的には危うい。
というのも、若手が育っていないように見えるからだ。
鳴り物入りで登場した KAT-TUN もかつての勢いはない。
その後輩たちがブレイクするにも、あと3年から5年ぐらいは時間が
かかるだろう。
前にも書いたが、ジャニー喜多川が死ねば、ジャニーズ事務所はか
なり深刻な事態になるのではないかと思う。
その日がいつ来るのかは誰にもわからないが、そう遠くない未来で
あることは確実だ。
そんなことを、今回のスマスマを見ていて考えてしまった。
