小池徹平をキャスティングした時点で、ドラマの成功はほぼ決まったのではな
いかと思う。
夏向きのチープなつくりだが、けっこう面白かった。
ただ、大後寿々花は地味ではなかろうか。
原作は、もうちょっと華のある美少女だったと思う。例えばガッキーみたいな。
これからしばしば主人公とからんでくると思うが、うまく弾けてくれるかどう
か心配だ。
藤木直人は割りとハマッていた。
これをきっかけに、役の迷走から抜け出してもらいたい。
主役の仕事はあまり来ないかもしれないが、渋い脇役になってくれるとうれし
い。
気になるのは、今田耕司や宮川大輔である。
視聴者をクスリと笑わせるためにキャスティングされているのだろうか?
どうもドラマ内での立ち位置が中途半端なような気がする。
一方で、同じく芸人であるドランクドラゴンの塚地は、しっかりと役者をして
いる。キャリアの違いだろうか。
彼がフィーチャーされる回がきっとあるだろうから、そのときの演技に期待し
たい。
真矢みきは相変わらず。
彼女は天海祐希と同じ宝塚の人だけれど、コメディの演技が同じ感じがする。
上手いけど重いのだ。
この二人が共演したことってあったっけ?