グリングラス

ブックオフで、「Wスタンバイ! ダブルユーベリーズ工房!」を買って見たですよ。
2004年8月のライブなので、今からちょうど2年前になる。
まだ、あいぼん舞波ちゃんが画面に映っていて、ちょっぴり切ない。


ていうか、当時のBerryz工房の子たちは、上が中1で下が小4である。
なんだか、イケナイものを見ているような気になってドキドキした。
それにしても、熊井ちゃんは身長が伸びたなぁ‥‥キャプテンはあんまり変わらんなぁ‥‥


と、気持ちの悪いの感想を語ってもしょうがないのだが、私はこのDVDを見ているとき、ある
マンガの一コマを思い出した。
それが石森章太郎の「グリングラス」である。

グリングラス 1 (少年サンデーコミックス)

グリングラス 1 (少年サンデーコミックス)


調べてみると、週刊少年サンデー1983年21号から1984年10号まで連載されている。
私の記憶には、ほとんど残っていない。
当時、すでにビッグネームだった石森章太郎(後に石ノ森に改名)が連載を始めたが、
なんだかグダグダ展開しているうちに終わったような気がする。
はっきり言ってつまらなかったマンガだ。


確か、この作品は近未来の設定だったはずで、連載時の1983年から10年ぐらい先の未来の
生活のディティールが描かれていた。
ダイニングのテーブルには、テレビ画面が埋め込まれており、家族は自分の席でモニターを
見ながら食事をしていたと思う。


そのモニターで「小学生のアイドルグループがデビューした」というニュースが流れて
おり、当時それを読んでいた私は、そんなことがあるもんかしら? と引っかかった。
それで記憶に残っているのだろう。


それから約20年経ち、本当に小学生のアイドルグループ(厳密には中学生も二人いる)が
デビューして、それをDVDで見ることになろうとは。
石森の予言は見事に当たったわけである。


なんでアイドルが低年齢化したのかは、詳しく語っている方がたくさんいらっしゃるだろう
から言及しないが、私はちょっと引いてしまう。背徳感があるというか。
やはり、ほとんどのメンバーが中学生になった、今のBerryz工房の方が好ましく思う。