TBSの病み方

本日の「うたばん」にモーニング娘。が出演した。
番組は、スタジオで火災が発生したというドッキリを仕掛け、彼女たちの慌てる様を
収録していた(←悪趣味である)。


一番怖がっていたのは、新メンバーの久住小春ちゃんで、よっすぃーにしがみついていた。
リーダーは頼られているなぁ、と微笑ましく見ていた。
避難するときも、こんこんは麻琴、えりりんは重さんとペアになっており、仲良しぶりを
見せつけていた。


とはいえ、モーニング娘。の出演時間は、歌を含めて8分ちょっと。
避難しているときに彼女たちはフリップを持っていたのだが、あれは何だったんだろう? 
もったいない話である。


「うたばん」のモーニング娘。に対するスタンスは、好きな女の子にわざと意地悪する
小学生、というものである。
もともと石橋貴明の芸風だったのだが、TBSはそれを過剰に演出していると思う。


そして、モーニング娘。が番組と共犯的な関係だった頃(保田圭さん卒業まで)は、
よかったのだが、石橋のトークを上手にさばける子がいなくなってから、面白くなく
なり、病的になった。


それを象徴するのが「化学くん」である。
それ以前にも、「うたばん」では気持ちの悪いアニメを流していたのだが、ああいう
感覚の番組作りはTBSの体質ではないかと疑っている。


付け加えるなら「筑紫哲也のニュース23」も、オープニング曲や番組でときどき
作られる政治家の人形の造形が、どうしても気持ち悪く感じてしまう。
私の感覚が合わないだけなのかもしれないが、悪い意味でオタクっぽいのだ。


だから「エウレカセブン」とか「Blood+」のようなアニメと親和性があるんじゃないか、
という根拠のない印象を持ってしまう。
いや、両方とも見てるんだけどね。