Boaz2015-01-28

27日付の読売新聞のコラム「編集手帳」に、白鵬が審判部を批判したことに
ついて

記録の上では相撲史の山頂を極めた人も、精神はまだ遥か下、山麓をさまよう
途中らしい。◆好漢、自重せよ。

とあった。



読売新聞の渡辺恒雄は、球界再編を画策して選手側と揉めたとき、
たかが選手ふぜいが」と言ったとされる。


現在の横綱審議委員会の委員長も、読売新聞グループの社長がやっており、
どうやら会社の体質として、興行主は偉い、という風潮があるようだ。


これは、いったい誰のおかげで食わせてもらっているんだ、とためらいも
なく言えるオッサンの思考そのものであろう。



小児的な人間は、常に偉そうにしているものだが、なぜかというと自分が
バカにされやしないかと不安だからである。
その点では、あらゆる場面で、てめぇ舐めてんのか、と吠えるヤンキーと
変わらない。


このような、人間関係を服従するか服従させるか、で判断している人が
多いからこそ、自分より力の大きい政治家や財界には飼い犬のように従順
なのだろう。


で、自分の飼い犬のように思っていた横綱が生意気なことを言ったもの
だから、カッとなってこんなコラムを書いたのだろう。
たかが新聞記者ふぜいが。