Boaz2013-08-18

先週、前編を放送した立川談志のドラマの後編を見た。
こんどは中山秀征が談志を演じていて、あまり期待せずに見たせいか
けっこうハマッていた。


で、談志ファンは百も承知だろうけど、私には分からないことがあって、
40代になって弟子と生活する練馬の家には、妻子がいない。
別居していたと思われるが、それはどういう理由なのか。


それから、他の女関係もいろいろあったと思うが、そのへんも描かれて
いない。まあ、描いてもしょうがないのだろうけど。



私は古今亭志ん朝が好きで、談志の落語はどうも好きになれない。
おそらく、電子楽器導入以降のマイルス・デイヴィスのように、
普通の人にはよく理解できない世界に突入していったのだろう。


そのマイルスも談志も、弟子を育てるのはうまかった。
なぜか志ん朝の弟子はパッとしない。
破綻した性格の師匠の方がいいのだろうか。


しかし、桂米朝はいい弟子を育てている。
笑福亭松鶴のような破天荒な人ではない。
東京と大阪ではシステムが違うからなのか、どうなのか。