ケータイで着うた・着メロが定着した。
しかし、これを公共の場で鳴らされると不快なことこの上ない。
なぜかというと、本人が気に入っている曲は、そのほかの人が必ずしも
気に入っているわけではないからである。
そこで考えてみた。
場に一体感をもたらすものはないだろうか、と。
BGMである。
テレビ番組では、ここぞというときに定番のBGMがかかる。
曲名は分からないけど、誰もが必ず聴いたことのある曲だ。
例えば「猪木のテーマ」とか映画「ボディガード」でホイットニー・
ヒューストンが唄う曲(and I will always love you)とか。
こういう曲をたくさん用意して、日常のシチュエーションで(ここだ!)と
いうときにケータイで流すのである。
もちろん、流すタイミングや選曲のセンスが問われるわけであるが‥‥。
あとは、ケータイのショボいスピーカーでなく、少し大きめのもので
どこかに貼り付けられるような平面タイプのスピーカーを開発できれば
周りの人間にもハッキリ聴こえて楽しいのではないかと思う。
(やりすぎると迷惑だろうが‥‥)
つまり、いままでは「着信を知らせる」あるいは「イヤフォンで聴く」という
機能しかなかったわけだが、その音楽発信機能をコミュニケーションとして
使う、という提案である。
「ヒゲダンスのテーマ」とか「マンボNo.5」とか、考えたらたくさん
あると思うけど。
ビッグビジネスの予感?