舞妓さんちのまかないさん

京都の舞妓にあこがれて入門したものの、舞妓の才能はなく、まかないとして
働く少女の物語で、現在単行本4巻まで出ている。
郷里の青森から同時に入門した親友がどんどん立派な舞妓になっていくが、
そこに妬み嫉みはなく、さわやかな友情が育まれている。


そして、これはグルメまんがでもある。
といっても特別な料理を作るのではなく、ごくありふれた料理をベストの
タイミングでふるまう話である。
普通の料理で味も普通だが、なぜか心が暖まる、というのがミソだ。


もしドラマ化するなら、主人公はドラマ「アシガール」で好演していた
黒島結菜がいいと思う。
マンガはエピソードが短いので、うまく脚色する必要があるけれど、
設定がちゃんとしているので良い脚本家なら面白くふくらませることが
できると思う。