肉まん

肉まんといいましても、いろいろございますな。
横浜中華街などへ行きますと、あれ一個だけで腹いっぱいになるのではないか、という
かなり巨大なものが売っております。


私なんぞは肉まんを食べたくなると、たいていコンビニへ行きます。
なにしろ安い。不潔だという人もいるでしょうが、まあ大体は大丈夫でしょう。


肉まんに何をつけて食べるかは、東日本と西日本では違うようで、一方は酢醤油、一方
は和芥子がついてきたりします。あるいは両方ついてくることもあるようで。
私は両方いただきます。


さて、熱々の肉まんを食べるとき、すぐに頬張りたい気持ちを抑え、一番外側の薄皮を
ぴーっと剥ぎ取ります。
なんでかというと、あの薄皮があると酢醤油を弾くからです。


薄皮を取ると、表面がポロポロの生地が出てきます。
これに和芥子を溶いた酢醤油をちょんちょんとつけます。あんまりつけすぎるといけま
せん。
そうすると表面からじわっと酢醤油がしみていきます。


これをかぶりついて、中からじわっとあふれる肉汁と、生地のふわふわと、芥子の効い
酢醤油のハーモーニーを楽しむわけでございます。


私のように、薄皮を剥いで肉まんを食べるという方は、どのくらいいるのでしょうな。