- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2004/09/24
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正直、それほど面白くもなかったんだけど、変な感じが残る作品だった。
後から調べたら、実話に基づいているらしいのでびっくりした。
【あらすじ】
主人公は未婚の母になった女(ダルレーニ)で、街で子供を産んでから3年後に故郷に戻ってくる。
しかし、母親は死んでしまい、知り合いの家に居候させてもらう。
その家に、家作りが得意だという初老の男(オジアス)が居り、ダルレーニと結婚する。
ところが、一日中ハンモックに寝てラジオを聴いており、全く働かない上に威張る。
仕方なくダルレーニはサトウキビ畑で働いてお金を稼ぐ。
このとき、黒人と浮気をして一児をもうける。
辛い生活から逃れるため、未婚のときに産んだ子を父親の元に返し、街へ出て行こうとするが、
オジアスのいとこ(ゼジーニョ)に引き止められる。
ゼジーニョもまた働かない男だったが、料理や洗濯がうまく、優しい。
毎日、サトウキビ畑へ弁当を届けるほどだ。
このゼジーニョとも浮気して一児をもうける。
そんな生活をしていると、流れ者のイケメン労働者(シロ)がサトウキビ畑にやってくる。
泊まるところがないというので、ダルレーニは家へ招待し夕食をご馳走する。
その後、シロとも関係を持ち一児をもうける。
自分のタネで子供ができなかったオジアスは、役所に出かけて三人の子供を自分の子として
届け出るのだった。
というわけで、ブラジルの田舎で、三人の父親と一人の女が同居するという話だった。
主人公の女は決して美人ではないし、何か救われるような物語でもない。
ブラジルだったらこんなこともあるんだろうなぁ、と思ってしまう。
この映画に出てくるような、自分は働かずに女房が食い扶持を稼ぐ夫婦って、わりとどこに
でもあるようだ。
日本でも、落語の「厩火事」なんかがそうだし、今さらニートだ何だと騒ぐまでもなく、
昼間から酒を飲んでブラブラしているオッサンはけっこういたんだと思う。
(それがいいことだとは言えないけど)
こうした男を、ダメンズと名づけて注目させたことがあったが、その後ダメンズの数は増えた
のだろうか、減ったのだろうか?
そして、なぜダメンズには女が寄ってきて、真面目に働いているにも関わらずモテない男が
いるのか、謎は深まるばかりである。
(ヒント:イケメン)
本文と写真はまったく関係ありません
从o゚ー゚从<うちの子はまだこのくらいですけど、お母さんはがんばっているとゆいたいです