大人は愉しい

大人は愉しい (ちくま文庫)

大人は愉しい (ちくま文庫)

内田樹鈴木晶がメールでやりとりしたものを一冊の本にしている。
面白かったが、喰い足りないところもあった。
(「在日と共生」という話は、もう一往復やりとりがあってもよかったのではないか)


もしかしたら、内田樹は同い年か自分より偉い人と対談する方がいいのかもしれない。
というのも、この本に収録されているメールの質・量ともに内田樹の方が良いのである。
なんというか、鈴木晶が言い負かされているというか、言いくるめられている感じがして
しまう。


なんか感想が書きにくい本であった。
この二人は、いまでもメールをやりとりしているのだろうか?