クルマを運転していて何となく思ったのだが、自動車のデザインで
重視すべきなのは後ろ姿ではなかろうか。
いや、クルマのデザインで印象に残るのは、前から見た姿だと思いこんで
いたのですよ。フロント側を「顔」と表現するし。
しかし、クルマって前からと後ろからと、どちらを多く見ているかと
いうと、圧倒的に後ろなわけです。
前にクルマが走っていたら、ずっとそれを見ながら運転するし。
その一方で、対向車が過ぎ去るのは一瞬です。
そうすると、デザインは後ろ側を格好良くするべきでは、と思う
のだが、カーデザイナーの人にとってはイロハのイなのだろうか。
特にテールランプは特徴をつけるためのものだと思うが、わりと
安易なデザインが多いような気がする。
最近のマツダのクルマは、たぶんデザインを統一していて、
キリッとなった眉毛みたいになっているので面白い。
あと、ミニのテールランプで英国国旗になっているのを見たことが
あるが、あれも良いですね。
逆に、渋滞のときにずっと見ているとなんだかムカつくデザイン
というのもあった。車種は忘れたけど、笑ってバカにされている
ようなやつ。
実際は、ほとんどのクルマは無難で飽きのこないデザインで
まとめられているのだろうな。