*[マンガ]大砲とスタンプ

ブックオフでたまたま1巻と2巻があったので買って読んでみたら
面白くて、本屋に走ったらこないだ出た9巻しか在庫がない。
ネットで8巻を手に入れたものの、残りはブックオフを回って
集めた。なので5巻だけ読んでいない。


架空の戦争の話で、しかも兵站を担う部署に配属された若い
女性が主人公である。
露土戦争がモデルだろうか? いやもっと後か。
なんというか、作者のスラブ文化とミリタリーへの愛が爆発
しており、キリル文字が読めれば細かいネタも拾えて楽しい。



毎回、架空の兵器が紹介されており、これが格好いい。
宮崎駿チックと言ったら作者は怒るだろうか。
だが、そういう線である。


柔らかいタッチのキャラクターだが、戦争の話なので
わりと容赦なく人が死ぬ。
そういう突き放した描き方もいい。
でもアーネチカは大好きなキャラクターだっただけに、
あれはないよなぁ、とうなだれてしまった。


水島努監督でアニメ化してほしいものだが、そんな企画を立てる
酔狂なプロデューサーは現れまい。