日経ビジネスオンラインでときどき掲載される、押井守の
「映画で学ぶ現代史」の若大将の回を読んだ。
ものがある、というので早速見てみた。
ひとつは「冴えないおっさんの休日」で、もう一つは
「ニカタツBLOG」というものだった。
それぞれ一本づつ見たが、基本的には「孤独のグルメ」と
同じ、おっさんが飯を食うだけのフォーマットだった。
たしかになんとなく見てしまったのだが、何が面白いのかと
言われれば困ってしまう。
おそらく視聴しているのは同じようなおっさんだろう。
あるいは食欲が薄れてきた初老の人が、うまそうに食べて
いるのを見て欲望を満足させているのかもしれない。
あと、自分でも手が届きそうなものを食べる、というのも
重要なのだろう。
こういう動画が成立するのは日本だけなのか、それとも
他の国もそうなのか、知りたいところだ。