中曽根康弘の訃報に接した。

いろいろと評価が分かれているが、私が思い出したのは小池一夫原作の

劇画「I・餓男(アイウエオボーイ)」である。

 

I・餓男 1

I・餓男 1

 

 

初期の池上遼一の作画で、わりと荒々しい。

 

このマンガの中に、どう見ても中曽根康弘とおぼしき政治家が登場して

いる。政界の黒幕で、ものすごい悪役である。

小池一夫はなぜ中曽根康弘にそういう役をあてはめたのか、いまもずっと

謎なのだが、暴かれていない疑獄事件があったのかもしれない。