連続テレビ小説なつぞら」を見終えた。

朝ドラ100作目なので、歴代のヒロインがいろんな場面で登場して

おり、そこも楽しめた。

 

東映労働争議をあいまいに処理してしまったのは残念だったが、

初期のテレビアニメのオマージュが散りばめられた良いドラマ

だったと思う。

 

また、北海道と東京の話だったので、TEAM NACSが全員出演した

のがよかった。大泉洋が最後の最後に出てきたのはスケジュールが

合わなかったからだろうか? 

 

 

世界名作劇場」が日本人のある世代に与えた影響は決して

小さくない。そのことを改めて感じ、高畑勲を顕彰する作品だった

と思う。

このような児童文学をアニメ化する人の系譜は、ジブリからポノックに

受け継がれている。ただ、いまの子供の世代全体に影響が与えられて

いるわけではない。それが寂しい。

 

もうひとつ残念なのは、「アルプスの少女ハイジ」の版権が売られて

しまい、家庭教師のCMにふざけた形で使われていることだ。

早くやめてほしい。