大阪で警官の拳銃を強奪した事件では、犯人の動向が街中の
監視カメラで捉えられていた。
逮捕につながってよかったのだけれど、四六時中ずっと録画
されているということは、普通の人の姿も筒抜けになっている
わけだ。
べつに悪いことをしなければ撮影されていてもかまわないと
言えるが、こんなに監視されるようになっているのは不気味だ。
報道ではそういう声はほぼなかったが。
中国では顔認証システムでさらに監視を強めるらしい。
そのシステムを世界中に売り込もうとするはずだが、はたして
どのくらいの国が導入するだろうか。
もう映画「マイノリティ・リポート」の世界は現実になって
いるのである。