先日、読売新聞で連載されていた堂場瞬一の「奔る男 小説 金栗四三」が

完結した。

ちょうど大河ドラマ「いだてん」の放送と重なっていたので、ドラマと

比べながら読んでいた。

 

小説の方は、主にオリンピックのマラソンに出場して走っているときの

心理を描写しており、全生涯を網羅しているわけではなかった。

私はてっきり箱根駅伝の創設についても詳しく書くのかと思ったのだが、

あくまでもマラソン選手としての金栗四三を描きたかったようだ。

 

大河ドラマは視聴率で苦しんでいるようだが、私はこの小説よりも面白いと

思っている。