*[本]本屋さんで待ちあわせ

本屋さんで待ちあわせ (だいわ文庫)

本屋さんで待ちあわせ (だいわ文庫)

演技力のある役者が何かを食べると、見ている人も食べたくなるものだ。
本の紹介もそうで、三浦しをんのブックレビューは、つい読みたくなって
しまう。


それにしても、源氏物語平家物語を読破した人が、意外にもドストエフ
スキーの「罪と罰」を未読だったとか、ちょっと驚く。私の1000倍ぐらい
本を読んでいるのに、そういうものなのだろうか。
(「罪と罰」は結局読んで『「罪と罰」を読まない』という本にしている)


読んでいてレビューに最も熱が入っていたのは、巻末のBL本の紹介だった
ように思う。
なんというか、三浦しをんの鼻息を間近で感じるほどだった。
そんなに面白いのならアニメ化してくれないものだろうか。放送できないか。