深夜アニメ感想。

けものフレンズ

 最終回まできちんと見たうえで言わせてもらうと、1期のファンの

 気持ちを踏みにじる悪意に満ちたアニメだった。

 なぜサーバルやかばんちゃんを登場させたのかが、まったく分からない。

 

 もし1期がなかったら、よくあるゲーム原作のつまらないアニメで、

 放送後に忘れ去られて、ここまで叩かれることはなかっただろう。

 むしろよくここまで1期ファンの憎しみを集めることができたな、と

 感心する。

 

 監督の木村隆一はどういう勝算があって手をあげたのかは知らないが、

 火中の栗を拾って大やけどしている。今後、彼のキャリアに黒歴史

 して残るだろう。

 彼を起用したプロデューサーも狂っているとしか思えない。こういう

 人が出世する会社は危ないのではないか。

 

 

 「へーきへーき」「食べないでください」「パークの危機なのだ」

 などなど、誰がどういう場面で言ったのかすぐに思い出せるセリフが

 多いのが1期。

 2期にそういうセリフがあっただろうか? それぞれのフレンズの

 キャラがまったく立っていなかったように思える。

 脚本家は誰だったけ? 

 

 

 さっきピクシブで検索したのだが「かばんちゃん」は1万3428件、

 「キュルル(けものフレンズ)」は785件。

 1期は2年間の累計なので多いのは当たり前なのだが、それでも

 2期の二次創作がほとんどなかった気がする。

 ちなみに「ケムリクサ」だと2527件、「けものフレンズ2」だと

 1276件だった。

 

 

 たつき監督で2期を作っていたら、もっと利益があったはずである。

 カドカワの株主は経営者の責任を質してもいいのではなかろうか。

 いっそ米国か中国の資本が買収して、まともな人を送り込んだ方が

 みんなが幸せになれるかもしれない。

 

 

 ただ、これだけは言いたい。

 OPの「乗ってけ!ジャパリビート」だけは素晴らしかった、と。