
- 作者: 星野源
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/01/04
- メディア: 文庫
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なぜチビチビ読んでいたかというと、この文庫本をクルマのダッシュ
ボードに入れていて、外食するときに注文を待つ間だけ読んでいた
からだ。
面白いエッセイだった。
「ひとりはつづく」というタイトルの2で、あるドラマのオーディションに
なぜか合格し、多くの人と合宿して訓練する話があった。
星野源は運動神経が悪いらしいので、みんなの足を引っ張ってしまい、
とうとう全員に糾弾されることになった、という内容だ。
おそらく2003年にフジテレビで放送された「WATER BOYS」のことだと
思うのだが、ここで星野源を追い込んだ共演者というのは誰なんだろう、
と思った。
果たして彼に「芸能界でやっていけない」と言った人は、今どうして
いるのだろう。
↓
このエッセイは2009年に連載されていたものだ。
星野源が大ブレイクをしたのは2016年のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」
のときだと思うのだが、それ以前にはどのくらいの知名度があったのだろう。
私はNHKの「LIFE!」というコント番組で顔と名前を憶えた。
それが2013年ごろで、紅白に初出場したのが2015年だ。
なので、そのあたりからじわじわと人気がでてきたと考えるのが妥当か。
とすると、2009年はまだそれほど知られていない人、ということになるが、
それでもエッセイの依頼がくるのだから、知る人ぞ知る存在だったのかも
しれない。
↓
現在の活躍ぶりはマルチタレントと呼ぶにふさわしい。
青島幸男の若い時というのは、こういう感じだったのかもしれない。
そういえば「おげんさんといっしょ」という番組ではおばさんの
格好をしていたし、あれはオマージュだったのかも。