
涼宮ハルヒの憂鬱 文庫 1-11巻セット (角川スニーカー文庫 )
- 作者: 谷川流
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/06/15
- メディア: 文庫
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その日、なぜかパソコンのOSが起動しなくなり、再インストールせざるを得なくなった。
本当にもう今さらな感想で、解題している人もたくさんいるだろうから、私の書くことは
意味がないけれども、いちおう思ったことは書き留めておこう。
↓
面白い設定を作ったが、11巻を費やしたわりには、あまり話が進んでいない。
なぜかというと、涼宮ハルヒというキャラクターが動かしにくいからだ。
初期のころは、野球大会に出たり孤島に行ったり雪山の別荘に行ったりして、
それなりに話が広がっていたのだが、ラノベ特有の一人称語りが響いたのか、
だんだんキョンの思弁小説みたいになってきて、作者が燃え尽きてしまった
感じがする。
あるいは、作者が大人になってしまい、初期の世界に入っていけなくなって
しまったので、長期間執筆が中断していたのではないか。
なので、もしこの作品を長く続けるのなら、「うる星やつら」的な時間が循環する
世界で、いつまでも高校生のままドタバタする、という形式が有効だったように
思える。
おそらく作者もそれを見越して、夏休みを何万回も繰り返す、というエピソードを
書いたのだろうけど。
できればSOS団が修学旅行に行く話を読んでみたかった。
「長門有希ちゃんの消失」みたいに、設定を借りたスピンオフ作品を作れば
いろんな展開が楽しめるのだが。
↓
「涼宮ハルヒの憂鬱」の感想はここでおしまい。
あとはグチである。
私のパソコンのOSが起動しなくなったのは、どうもウィルス対策ソフトのせい
らしい。それをアンインストールしたいのに、OSが立ち上がらないから何もでき
ない。
しょうがなく再インストールしたのだが、私は windows Vista をしぶとく使って
おり、本当ならこれを使い続けたかったのだが、サポート期限が今年の4月だと
いうので、だったらいっそのこと windows 10 にしようとアマゾンで注文した。
再インストールした Vista で数日ネットを見ていたが、ウィルス対策ソフトは
怖くて入れられないので、仮住まいのまま、という感じだった。
(新しいウィルス対策ソフトも同時に購入した)
で、12日に新しいOSが到着し、その夜にあらためてインストールしたところ、
windows 10がずっとどこかと通信していて、ネット回線が常に塞がっている。
いろいろソフトを落としてカスタマイズしたいのに、悪戦苦闘した。
なんとか14日ごろにはカスタマイズも終わり、ほぼストレスなく使えるように
なったのだが、いまだに回線が塞がるときがある。いろいろ設定をオフにした
けれども、根本的には光回線にしなければ解決しないようだ。
なんというクソ仕様だ、windows 10。