イスラム国で日本人2人が人質になって、2億ドル要求されたニュースで
もちきりである。
たしかイラク戦争のときに、やはり人質になった日本人がいて、自己責任だ
とバッシングを受けたのを憶えている。
ググると2004年のことで、もう11年前だ。
私は専門家ではないので、事態がどうなっているのか分からない。
以下は妄想である。
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おそらく安倍首相の周りを固めている官僚やブレーンは、一人として人質を
救出するつもりはないだろう。
外務省にも防衛省にも、タフな交渉ができる肝の座った人はいないと思う。
米軍に打診しても、救出作戦は行われず、テロリストとは交渉するべからず、
と釘を差されて終わりだろう。
むしろ安倍政権のブレーンには、これをチャンスと見て、海外派兵のきっかけ
にする人がいそうである。
邦人救出のために自衛隊を紛争地域に送り込む絶好の機会だからだ。
ただ、あっさりと人質を見捨てては内閣支持率が下がるかもしれないから、
全力で救出する、というポーズはとるだろう。
実際に、ツテをたどってイスラム国と交渉しているのかもしれないが、
果たして2億ドルをどのくらい値切れるかどうか。
イスラム国が言う72時間の期限がいつなのかは分からないが、私たちは
悲しい結末を知ることになりそうである。
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私自身、人質になった人には気の毒だが、そんなに同情はできない気持ち
がある。いつからこんな冷血になってしまったのか。
全力で彼らを救出せよ、と主張する人々を、胡散臭く感じているほど心が
荒んでいるのだ。
そして、調子に乗っているイスラム国やボコ・ハラムのクズ野郎どもを
皆殺しにしたらいい、とさえ思っている。
この憎しみの連鎖を作ることが奴らの目的だと分かっていてもだ。