さっき冷蔵庫の掃除が終わった。
私のではなく、母が使っている大きいやつだ。
台所に置いてあるそれは、去年の冬あたりから、床に水漏れがあって、
雑巾で拭いていた。
一番下の段にある冷凍庫が引いても引いても開かなくなっており、
ここが原因であることは明らかだった。
私は母に、一度電源を切って、霜を溶かして中を見るべきだ、と言ったが、
母は私の言葉を聞かないので、それっきりになっていた。
冬の間にやっておけばよかったと、後悔している。
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夜中にネコがベランダに来たので、エサをやるために1階に降ろしに行った
とき、台所の床が水浸しになっているのを発見した。
ネコを放ったらかして、あわてて雑巾で拭いているとき、冬の間開かなかった
冷凍庫が開くことが分かった。
(ちなみに午前3時半ごろなので、親はぐっすりと寝ている)
冷凍庫の引き出しを開けてみると、汚水がどっぷりと溜まっていた。
そりゃこんだけあったら外に漏れるよなぁ、という量だった。
おそらく母がギュウギュウ詰めにしたとき、冷凍庫の扉に隙間ができたの
だろう。その隙間に霜がついて、少しづつ成長して、扉が少し開いた状態で
固まったのだと思われる。
冬の間は、まだ冷凍庫の中も凍っていたので溶けていなかったのだが、夏に
なるとさすがに中の物が全部溶けて、霜と一緒に大量の汚水になって溜まって
いた、というところだろう。
原因が分かれば、中のものを全部捨てて(ポリ袋2つ分)、引き出しを
取り外して中を洗えば終わりだ。
小一時間かかって作業を終えた。もうこれで水漏れはないはずである。
信じられないことだが、どうやら春先にコバエが侵入して産卵したらしい。
おびただしい数のコバエの死骸が壁面にこびりついていた。
そう、うちの中はものすごく不潔なのである。
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その原因は母だ。
ボケてはいないが、もともと知能指数が低いらしく、家事をまともにできない。
食べきれないほど野菜を買ってきては腐らせるし、冷蔵庫に入れたら永遠に
腐らないとも思っている。
そういう材料で作る飯は最悪だ。
私が魚介類を嫌いになったのは、腐りかけた魚を調理したときの臭いが原因だ
と思う。
メシマズ、ヨメマズの家族を持っている人なら分かるはずだが、こういう人格の
女性は、絶対に他者の言葉に耳を傾けない。必ず逆ギレするギャクギレーゼだ。
自傷他害の恐れのある精神病患者ではないので、今のところ野放しになっている。
いや、他害は家族限定で行われているか。
だとしたら、これはDVの一種と言えなくもない。
私が空にした冷凍庫も、数ヶ月で満杯になるだろう。
母が生きている限り、この状態は続くのである。