Boaz2014-07-12

さっき冷蔵庫の掃除が終わった。
私のではなく、母が使っている大きいやつだ。


台所に置いてあるそれは、去年の冬あたりから、床に水漏れがあって、
雑巾で拭いていた。
一番下の段にある冷凍庫が引いても引いても開かなくなっており、
ここが原因であることは明らかだった。


私は母に、一度電源を切って、霜を溶かして中を見るべきだ、と言ったが、
母は私の言葉を聞かないので、それっきりになっていた。
冬の間にやっておけばよかったと、後悔している。



夜中にネコがベランダに来たので、エサをやるために1階に降ろしに行った
とき、台所の床が水浸しになっているのを発見した。


ネコを放ったらかして、あわてて雑巾で拭いているとき、冬の間開かなかった
冷凍庫が開くことが分かった。
(ちなみに午前3時半ごろなので、親はぐっすりと寝ている)


冷凍庫の引き出しを開けてみると、汚水がどっぷりと溜まっていた。
そりゃこんだけあったら外に漏れるよなぁ、という量だった。


おそらく母がギュウギュウ詰めにしたとき、冷凍庫の扉に隙間ができたの
だろう。その隙間に霜がついて、少しづつ成長して、扉が少し開いた状態で
固まったのだと思われる。


冬の間は、まだ冷凍庫の中も凍っていたので溶けていなかったのだが、夏に
なるとさすがに中の物が全部溶けて、霜と一緒に大量の汚水になって溜まって
いた、というところだろう。


原因が分かれば、中のものを全部捨てて(ポリ袋2つ分)、引き出しを
取り外して中を洗えば終わりだ。
小一時間かかって作業を終えた。もうこれで水漏れはないはずである。


信じられないことだが、どうやら春先にコバエが侵入して産卵したらしい。
おびただしい数のコバエの死骸が壁面にこびりついていた。
そう、うちの中はものすごく不潔なのである。



その原因は母だ。
ボケてはいないが、もともと知能指数が低いらしく、家事をまともにできない。
食べきれないほど野菜を買ってきては腐らせるし、冷蔵庫に入れたら永遠に
腐らないとも思っている。


そういう材料で作る飯は最悪だ。
私が魚介類を嫌いになったのは、腐りかけた魚を調理したときの臭いが原因だ
と思う。


メシマズ、ヨメマズの家族を持っている人なら分かるはずだが、こういう人格の
女性は、絶対に他者の言葉に耳を傾けない。必ず逆ギレするギャクギレーゼだ。


自傷他害の恐れのある精神病患者ではないので、今のところ野放しになっている。
いや、他害は家族限定で行われているか。
だとしたら、これはDVの一種と言えなくもない。


私が空にした冷凍庫も、数ヶ月で満杯になるだろう。
母が生きている限り、この状態は続くのである。