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タイでクーデタがあったとのこと。
専門家でもないので、何度目だっけ、と思う程度である。

誰もが平等に選挙権を持ち、投票によって国民の代表を選ぶというシステムは
果たして欧米以外で根付いているのだろうか。
そして、このシステムを欧米以外の地域にゴリ押しすることは正しいのか。
そのあたりが、よく分からない。

欧米以外で近代を受け入れて成功した国はあるのか、と言われれば、日本が
そうじゃないかな、と思うのだけれど、やはり借り物のような気がする。
地域ごとに近代化のバリエーションがあってもいいはずだが、どうも木に竹を
接いだようにしかならない。

でも、こういう違和感は欧米のインテリには分からないのだろう。
彼らに対するモヤモヤを、自分の国が遅れているせいだ、と責任転嫁する人も
多いような気がする。