今日は親を温泉施設に連れて行った。
私の隣の洗い場のカランが壊れて、お湯が出っぱなしになっていた。
すでに従業員には言ってあるらしい。
何も使わずにお湯が流れているのを見ると、もったいなくて落ち着かない。
別に自分が損をしているわけではないけれど、早く止めねば、という気持ち
になる。
若い人はそうでもないらしい。
ときどきシャワーを出しっぱなしにして身体を洗っている。
注意したいけれど逆切れされたら怖いので黙っている。
家庭でもそうしているのだろうか。
水は大切な資源だということは、特に松山に住んでいる人なら誰でも
理解していると思っていた。渇水になりやすいからだ。
中東の砂漠の国から来た人が見たら、石油王でもそんなことはしない
と言うかもしれない。いや、しているのか。
しばらくしたら従業員がドライバーを持ってきて、カランの元栓を
締めてお湯は止まった。一安心である。
湯水のごとく使う、という言葉があるが、それは水資源が豊富に
ある国だけで通用するのだろう。
砂漠の国では、同じようなことをどう表現するのだろうか。