日テレで今日から始まったドラマ「花咲舞が黙っていない」を見た。
池井戸潤原作の銀行ドラマを見ると、銀行がどんどん嫌いになっていく。
私は、硬直化した組織に未来はない、というふうに受け取ったけれど、
現実に銀行が変わることはあるまい。
それに、腐敗した組織は銀行だけではないだろう。
個人的にはスポーツ用品メーカーが臭いと思うのだが、業界の人に
とっては常識なのだろうか。
自動車メーカーもそうだ。
大スポンサーだから、誰も批判できないしドラマも作れない。
前にこういうコピペを見た。真偽は不明。
1995年、阪神大震災のときのこと
兵庫の富士通テン主力工場も壊滅的な被害を受けていた。
操業をいつから始めるか目途など立つはずもない。それどころか、まだ鎮火していない地域もある状態。
震災から1日たっても消息がつかめない従業員がいて、
社員たちは連絡と情報収集に追われていた。そこに、爆音をとどろかせて、ヘリコプターがやってきた。
トヨタのヘリコプターである。援助物資を持ってきたのかと思えばそうではなく、
工場の人間を動員してカーナビの在庫をヘリに運び込めなどと
命令をするのであった。工場長は激しく抗議したのだが、トヨタの社員は効く耳を持たない。
富士通テンの社員はあまりの非常さに憤り、涙を流しながら在庫を
積み込んだそうだ。それ以来、富士通テンは、地震のたびに義捐金をいち早く送るようになった。
トヨタの車は絶対に買わない。
実は私の友達にもトヨタに納入する関係の仕事をしている人がいて、
東日本大震災のときに茨城の会社の施設が大きな被害を受けた。
友達の話では、やはり震災直後にトヨタの人がやってきて、施設が
動かないなら豊田市の施設まで来て作業してください、と言ったそうだ。
こいつら人の心がないのか、と思ったとのこと。
トヨタのクルマは絶対に買わない、と心に誓っていた。
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トヨタに入社できるほどだから、学生時代は優秀な人で、もしかしたら
他人の心を気遣う余裕があったのかもしれない。
が、入社後はトヨタに忠誠を誓うチップを脳に埋め込まれたかのような
人間になってしまう。
中学生が自分の行動範囲を世界の全てだと錯覚しているように、会社員も
自分の行動範囲が世界の全てだと勘違いしているのではないか。
ちっとも成熟できていないのはなぜだろう。
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ちなみにうちのクルマはトヨタ車で、今日リコールの修理をしにディーラーの
ところに持っていった。
戻ってきたら、ディーラーから「オイル交換のお知らせ」のハガキが届いて
いた。いっぺんにやってくれ。