Boaz2014-03-21

春分の日なのでお墓参りに行ってきました。
完全に昼夜逆転生活をしているので、起きたら日が暮れています。
なので、いつも夜になってお墓参りをしていたのですが、今回は
早朝に行ってみました。
朝露にしっとり濡れた墓石が清々しい。
次のお盆のときも早朝にしてみようかな。



Eテレで放送している「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」のシーズン4を
見ている。昨日あった“20世紀の音楽”ではストラヴィンスキーとバル
トークを取り上げていた。


ストラヴィンスキーの「春の祭典」のバレエ映像を見て、小沼純一
マイケル・ジャクソンのスリラーみたいなことをこの時代からやって
いるんだなぁ、とつぶやく。


すると岡田暁生が、20世紀の音楽はダンスの音楽であるという一面がある、
と言う。
ストラヴィンスキーがリズムを前面に出した音楽を発表し、米国では
ジャズが生まれ、スウィング・ジャズビバップ→ロックンロール→
マイケル・ジャクソンと連綿と続いているのではないか、と。


バルトーク変拍子を使った民俗音楽を採取したことを紹介したときも、
デイブ・ブルーベックの「テイク・ファイブ」は、実は東欧の音楽に
影響を受けている話を出して、面白かった。


マイルス・デイビスも、ストラヴィンスキーの楽譜からは学ぶことが多い、
と語っていたのを読んだことがある。



こういうアカデミックな音楽の歴史をテレビでやっているのが坂本龍一
なら、ポピュラー音楽の歴史をラジオでやっていたのが大滝詠一だった。


学校の音楽の授業は、基本的に明治時代から変化していないと思うが、
そろそろ彼らの手法を取り入れるべきなのではないだろうか。