Boaz2014-03-04

中国の昆明で、ウイグル族と思われる犯行グループによる無差別テロ事件が
あった。これにより、ウイグル族に対する弾圧が強まらなければいいと思う
のだが、きっと締め付けはきつくなるだろう。


多数の民族をかかえる大国では、テロ事件が起こる。
が、米国ではそういう話をあまり聞かない。
ユナボマー事件、炭疽菌郵送テロ事件、ボストンの爆発事件が有名だが、
これらは組織的な犯行ではない。


それはもともと移民の国だということもあるし、原住民を弾圧して、抵抗
する力をほぼ奪ったからだとも言える。


また、黒人奴隷の子孫たちも公民権運動を経て参政権を得てからは、大きな
暴動を起こすことがほぼなくなった。
(が、その火種はまだくすぶっていると私は思う)



中国やロシアが見習うべきなのは、米国の統治システムだろう。
いかにして民族固有の習俗を奪い取り、叛乱の芽を潰していくか、その
ノウハウを学べば、テロ事件は激減するに違いない。


米国人はなぜ自分の国に憎悪を向けないのか? という問いを立てて
みたらヒントが見つかるかもしれない。