台風24号が近づいている。
国際的には、この台風には別の名前がついている(たぶん『ダナス』?)。
このブログ(◎)に詳しい。
傾向としては、自然にあるものや神様の名前が多い。
英語圏では、空港や軍艦に人の名前をつけるのが普通だが、日本では
そういうことがほとんどない。高知県の坂本龍馬空港ぐらいだ。
自然現象はともかく、人がつくった空港や軍艦に人名をつけない文化は
アジア的なのだろうか。
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温暖な土地で育ったせいか、記憶に残る台風というものがない。
酷い目に遭っていないからで、ただ幸運に感謝するしかない。
しかし、今のように台風が番号で呼ばれていると、当事者以外には
あまり伝わらないと思う。
そのせいか、あまりにも被害が大きかった台風には、地名がついている。
伊勢湾台風とか室戸台風とかである。
むろん、そんな名前がついた台風など無いに越したことはない。
番号がついたまま、印象に残らぬほどあっさりと通り過ぎてほしい。
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そういや、雪国の人が「サンパチ豪雪」と言っており、なんのこっちゃ
と思っていたが、昭和38年に大きな被害をもたらした降雪のことだった。
その後もいくつか名前がついた豪雪があるが、やはり当事者以外には
あまり伝わらないのだった。
命名の工夫が必要なのかもしれない。