昨日の夜中に再放送されたNHKスペシャル「新富裕層 VS.国家」を
見た。
高い税金を嫌って、シンガポールやプエルトリコに移住する人々を
取材していた。
職業はデイトレーダーに毛の生えたようなことをしているのだろう、
それぞれ驚くほど下衆い顔をしていて驚いた。
(※個人の妬みからくる感想です)
稼いだ金をどんなふうに使うかは勝手なのだけれど、生まれ育った
ところを簡単に離れられるのが不思議だった。
もともと移民の国である米国人や華僑たちが、お金だけを頼りに
外国で暮らすのは、まあ分からないでもない。
特に華僑やユダヤ人は、根無し草の生活のノウハウがあるだろう
から、どこで暮らしても何とかなる。
でも、日本人が彼らの真似をしても、しんどいのではないか。
それに、税金が安いからといって、シンガポールのような言論の
自由もない国に納税するのは、どうかと思うのだが。
↓
日本人の居住者には子供がいないようだったが、プエルトリコに
移住した米国人には子供がいた。
学校はどうするのだろう。現地にインターナショナルスクールが
あるのだろうか。
で、大学は米国に留学して、卒業したら自分で生きていくのか。
なんというグローバル人材()
私は、ふるさとのない人の気持ちというのが、うまく想像できない。
自分の故郷である松山には、良い感情も悪い感情もあるけれど、無
ではない。
ホームタウンと税金を取り替えるのは、損な取引のように思える。
根無し草生活の人には、友達とかいないのだろうか。
番組を見ていると、全てが金儲け絡みの付き合いのようで、息が
詰まりそうなのだが。
(※個人の妬みからくる感想です)
そもそも、新富裕層のうち、どのくらいの人が多くの雇用を生み
出しているのだろう。博打打ちと変わらないのではないだろうか。
少なくとも、まともな大人はいないように見える。
(※個人の妬みからくる感想です)