Boaz2013-07-11

キー局より2週間遅れで放送している「タモリ倶楽部」で、架空地図を
作っている人の回を見た。
そのクオリティの高さに驚いて、検索してみた。
百聞は一見に如かず、まあ見てください。
ここです(http://imgcity.chirijin.com/)。


中の人が書いている、よくある質問に対する答を読むと、地図を作って
いるときは、それほど高揚することもなく、淡々とした作業なのだそうだ。
たぶん、マンガでリアルな背景(高層ビル群など)を描いているような
気持ちなのだろう。


その気持を推し量ると、特に自分が神様になったと思うわけでもない
ようだ。この世に全くなかったものを作っているというのに。



何かをつくる人は、とにかく何かをつくりたい、ということが分かる。
結果的にそれが商売になれば、有名になったりお金が入ったりするが、
それはあくまでも副次的なことなのだろう。


そして、何かをつくる人は、子供の頃から一貫して何かをつくろうと
している。運良く阻害されなかった人だけが、大人になってもつくり
続けることができるのだろう。


その最大の阻害要因は、親である。


本当にイノベーティブでグローバルな人材を作りたかったら、こういう
子供たちの邪魔をしてはいけない。
彼らのうちの数%が革命的なものをつくるのだから。


だが、親は勉強もせず、妙なことに夢中になる子供が不安でしょうが
なく、イノベーションの眼を摘んでしまう。
その結果、勉強のできるフツーの子になってしまうのだろう。


なので政治家たちよ、学校の制度をいじったりせず、親の偏見をなくす
ことから始めたらどうだろうか。